舞台「ウーマン・イン・ブラック〈黒い服の女〉」(スーザン・ヒル原作、ロビン・ハーフォード演出)。8月30日まで公演(御堂義乘さん撮影、パルコ提供)【拡大】
「演じることで過去を見つめ直す」という発想は、日本人とはやや異なる。シンプルなビクトリア様式のセットも相まって、ロンドンの小劇場で観劇しているような雰囲気がある。
観客は想像を膨らませて恐怖を追体験する。その作業を円滑にするため、勝村は演じ分ける人物の個性をより明確に出してもいい。あるいは「演技に素人の弁護士」という設定で抑えたか。岡田は舞台2作目。前作「皆既食~Total Eclipse~」ではせりふがやや平板だったが、表現力に奥行きが加わり進歩が見られる。(藤沢志穂子/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
8月30日まで、東京・パルコ劇場。地方公演あり。