星野凌斗(りょうと)くんの遺体が発見された現場で献花し、手を合わせる人ら=2015年8月24日午後、大阪府柏原市(甘利慈撮影)【拡大】
星野さんと同じテニス部に所属する2年生の男子生徒(13)は「気持ちの整理がつかない」と消え入りそうな声で話し、足早に校内へ。「一人で外出するのが怖い。両親から登校前に『気を付けるように』と言われた」と話す女子生徒もいた。
始業式は学年ごとに行われ、冒頭に生徒や教職員全員が黙祷。2人と同じ1年生は約120人が出席した。市教育委員会によると、新井真利子校長が「事件は残念で、悲しくてつらい思い。不安になるのは当然だが、時間が解決してくれるはずだ」などと呼び掛け、生徒らは静かに聞いていたという。
市内の斎場では午前10時15分ごろから星野さんの告別式が始まり、約50人が参列した。遺影や位牌を抱いた親族らがうつむきながら外に現れ、白いひつぎが霊柩(れいきゅう)車に運び込まれると、見守っていた友人や保護者らが一斉に合掌。周囲にはすすり泣きやおえつが響き、ハンカチで目頭を押さえながら泣き崩れる女性の姿も見られた。
学校周辺では保護者らが生徒たちの登下校を見守り、防犯協会は夜間の緊急パトロールを実施。地域ぐるみで子供の安全を守る取り組みも始まった。(SANKEI EXPRESS)