そこにはバンドの積み重ねてきた経験があり「今は幅広いジャンルの曲を作っても、ちゃんとこのバンドを表現するものになる自信がついた」と村上はいう。
拠点移動 歌詞に変化
メンバーがファンだったプロデューサーの片寄明人氏にオファーを出し、鹿児島にあるメンバーの練習スタジオまで来てもらい、曲の原形を聴いてもらって制作を始めたという。
さらにバンドの拠点を東京に移したことも歌詞の世界観に影響している。「過去の作品は未来志向、これからこうあってほしい、というテーマがありましたが、東京に拠点を移してからは、現在の音楽活動で得られているさまざまな経験をしっかりと受け止めて感謝できる、そういう部分が作品に昇華されていると思います」と村上。
また、村上がバンドを始めた原点でもあり、尊敬するロック歌手、浅井健一に会った際、「曲ができると、人に聴かせたくなる」というシンプルなモチベーションに感銘を受け、メジャーデビューしてからいろいろ思い悩んでいたことを振り払い、今作に向かうことができたという。