「エコカー」への関心は中国でも高まる。トヨタ自動車が4月、上海市内でのイベントで公開した中国市場向け新型ハイブリッド車「カローラ」=2015年4月19日、中国(河崎真澄撮影)【拡大】
政府が燃費性能の優れたエコカーの新車を購入した際に翌年の自動車税と軽自動車税を減税する制度を1年延長し、2016年度も続ける方向で検討に入ったことが26日分かった。現行制度は15年度末までに購入した車が対象で、打ち切れば販売面への影響が大きいと判断した。適用基準や減税幅を見直すかどうかは今年末までに詰める。
販売への影響に配慮
自動車税と軽自動車税は、車の保有者が年1回納める地方税。自家用乗用車の場合、自動車税は排気量によって異なり1台当たり2万9500~11万1000円、軽自動車税は一律1万800円で、この金額から減税される。減税が延長されれば、16年度に自動車を買う人が納める自動車関連の税金が大幅に上がることはなさそうだ。
この減税制度は「グリーン化特例」と呼ばれるエコカー減税の一種。ハイブリッド車(HV)を含むガソリン車は燃費性能に応じて自動車税が50%か75%軽減される。電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車は75%割り引かれる。軽自動車税の減税は15年度から導入され、25%、50%、75%の3段階で軽減される。