サイトマップ RSS

極悪ハッカーは米名門大生 闇サイトで遠隔操作アプリ販売 (1/3ページ)

2015.8.27 00:00

逮捕された名門大学生がスパイアプリの売買に利用していた会員制サイト「ダーコード」の画面を表示しながら摘発の発表をする米連邦捜査局(FBI)のサイバー対策担当者=2015年7月14日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ(AP)

逮捕された名門大学生がスパイアプリの売買に利用していた会員制サイト「ダーコード」の画面を表示しながら摘発の発表をする米連邦捜査局(FBI)のサイバー対策担当者=2015年7月14日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ(AP)【拡大】

 スパイアプリを使って、米グーグルの基本ソフト(OS)、アンドロイドを搭載した他人のスマートフォン(高機能携帯電話)を乗っ取り、遠隔操作する-。被害は日本をはじめ世界で相次いでいるが、その代表的なスパイアプリの開発者がノーベル賞受賞者を19人も輩出した名門、米カーネギーメロン大の20歳の学生だった。学生は25日、地元に近いピッツバーグの連邦地裁で開かれた公聴会に出廷し、自らの罪を認めたが、世界中のサイバー犯罪者が集う悪名高い会員制の闇サイトのメンバーでもあったことから、全米に衝撃が走っている。

 厳格なインテリ一家育ち

 8月25日付のAP通信やピッツバーグ(ペンシルベニア州)の地元紙ピッツバーグ・トリビューン-レビュー(電子版)、同じく地元テレビ局WTAE(電子版)などによると、学生は、メロン大があるピッツバーグから少し東の小さな街、チャーチルに住むモルガン・カルバートソン容疑者。

 父親は同じメロン大で起業家精神論を教えていた元教授で、母親は地元チャーチルの公共庭園のボランティアを務めるなど、厳格な家庭で育った。大学ではITやネット技術に興味を持ち、シリコンバレー(カリフォルニア州)にあるサイバーセキュリティー会社でインターンとして働くなどしたが、2年生のカリキュラムを終えて以降、学校を欠席したままだという。

「技術」認められメンバーに

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ