世界選手権の日本-ブラジル戦で、第1ピリオドにシュートを放つ中野由美選手=2015年7月28日、ロシア連邦・タタールスタン共和国カザニ(共同)【拡大】
今回の世界選手権は4チームごとの4組に分かれて戦い、各組の上位3チームが1~12位の順位決定戦に進むことができます。ブラジルに敗れた時点で、残る試合は、ロンドン五輪金メダルの米国戦。13~16位の順位決定戦へ回ることが決定的となってしまいました。
仕事との両立 脳裏に
米国に2-17で大敗し、迎えた順位決定戦のフランス戦は、今大会で初めて先発出場しました。第1ピリオドに3-0とリードして勢いをつかみかけましたが、そこからチームは若手メンバーへ交代。第2ピリオドに逆転を許すと、その後は私も再び出場しましたが、リズムを取り戻すことはできませんでした。
最終戦を残し、自分なりにいろいろなことが頭をめぐりました。5年後の東京五輪を見据え、チームが若返りを図る時期にきている中で、自分は教師との両立でやっていけるのか。
千葉県八千代市にある秀明大学に完成した水球専用プールで代表合宿が行えるようになったことで、競泳などと一緒に使う国立スポーツ科学センター(JISS)のプールのようにスケジュール調整が不要となり、より多くの強化合宿が組めるようになりました。一方で、私の有給休暇は7月時点でほとんどなくなってしまい、学校にも迷惑をかけている状況でした。