9月6日夜にドイツ・バイエルン州ミュンヘンの中央駅に到着した難民ら=2015年(AP)【拡大】
内戦が続くシリアなどから欧州に流入した難民や移民らは7日も、オーストリア発の特別列車でドイツ南部ミュンヘンの中央駅に次々と到着した。DPA通信は7日、地元当局の情報として、5、6日の2日間の到着者が約2万人に達したと伝えた。警察当局によると、7日朝の時点で、新たに約2000人が到着した。警察当局は「ミュンヘンの収容能力は限界だ。さらに難民の到着に対応するには、既にいる難民を速やかに別の場所に移さなければならない状況だ」としている。
フランスのオランド大統領は7日の記者会見で、難民問題をめぐる国際会議の開催を提案し、パリを会場とする用意があると表明した。
ドイツのメルケル首相はベルリンで連立与党の党首を集め、難民対策を協議した。報道によるとドイツの連立与党内では、今回の難民らの受け入れを認めたメルケル氏に対し「誤った判断」との批判の声も上がっており、与党内で足並みの乱れが見られる。
ミュンヘンのライター市長も6日の記者会見で、難民の受け入れには「全国的連帯が必要」と述べ、ドイツ国内の各州に連携強化を呼び掛けた。