オフィスで働く人たち。多様で柔軟な働き方を目指す働き方改革が動き出している=2015年9月7日、東京都内(ロイター)【拡大】
日本生命は、すでにフルタイムで働く契約社員1000人強について、勤続2年以上を対象に16年4月から、無期雇用化することを今年3月に決定した。今回の6000人と合わせて計7000人が無期雇用に切り替わると、国内生保としては最大規模の転換になり、内勤職員は正規も合わせて最大で計1万8000人が無期雇用の形態で働く。
また、今回の対象となる契約社員6000人のうち2000人は地方支店の勤務者で、地方の雇用安定化にもつながるといった側面もありそうだ。
契約社員の大規模な無期雇用化は、三菱東京UFJ銀行が今年4月から実施し、パートや嘱託などの契約社員1万1000人のうち、3年以上勤務する希望者を徐々に切り替えている。明治安田生命保険も4月に制度化し、約2500人のフルタイムの契約社員を17年4月から順次、転換していく計画を打ち出した。損害保険業界では三井住友海上火災保険が、今後5年間で1000人規模まで増やす計画で、今年7月に無期雇用の職種を新設する制度を作った。