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【世界文化賞】建築 ドミニク・ペロー 歴史的背景大切に 「質」を与える (1/2ページ)

2015.9.11 10:00

自身が設計したパリの「フランス国立図書館」で、当時を振り返るドミニク・ペロー=2015年6月1日、フランス・首都パリ(大西正純撮影)

自身が設計したパリの「フランス国立図書館」で、当時を振り返るドミニク・ペロー=2015年6月1日、フランス・首都パリ(大西正純撮影)【拡大】

 高松宮殿下記念世界文化賞の第27回受賞者が発表された。それぞれの分野で芸術表現を追求し、文化の発展に貢献してきた受賞者たちの経歴と業績を紹介する。(敬称略)

 □建築 ドミニク・ペロー(62、フランス) Dominique Perrault

 斬新で創造力に満ちた建築物を、周囲の景観や歴史的背景を損なわずに溶け込ませることを第一義にデザインする建築家。自らを「都市計画家」とも呼ぶ。

 「出発点は、“空間”をいかにデザインするか、ということ。空間がなければ人は住めません。しかし、都市にとって空間とは厄介なものでもあります。この空間に、いかに“質”を与えるか、それが私のテーマなのです」

 その答えが、冒頭の「周囲の景観やその場所・街の歴史的背景に調和した建築物」。所構わず、ただ斬新な建築物を造ればいい、という“自己完結”に陥ってはならず、「街全体の都市設計までを、建築家は考えないといけない」という。

新潟県十日町市の能舞台「バタフライ・パビリオン」を設計

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