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【東日本豪雨】死者3人、不明23人 治水限界 警戒薄れ不意打ち (2/3ページ)

2015.9.12 07:00

孤立した住宅などで一夜を明かし、自衛隊のヘリコプターで救助され、消防隊員に抱きかかえられる子供と、幼児を抱き、笑顔を見せる女性=2015年9月11日午前、茨城県常総市(川口良介撮影)

孤立した住宅などで一夜を明かし、自衛隊のヘリコプターで救助され、消防隊員に抱きかかえられる子供と、幼児を抱き、笑顔を見せる女性=2015年9月11日午前、茨城県常総市(川口良介撮影)【拡大】

 一方、記録的大雨となった宮城県に、気象庁は11日未明、大雨の特別警報を出した。宮城県大崎市では渋井川が決壊、住宅街が浸水した。県内ではほかの地域でも河川が氾濫、住民が孤立し、自衛隊などの救助活動が続いた。仙台市は延べ41万人以上に一時、避難勧告を出した。 気象庁は10日に出していた茨城、栃木両県への特別警報を解除。菅義偉官房長官は11日の記者会見で激甚災害に指定する方針を示した。

 長時間設計超える水

 堤防決壊から一夜明けた常総市は一面泥と水に覆われ、町は姿を変えた。現場では孤立していた住民らの救助が進む一方、行方不明者の捜索は思うように進まない。堤防はなぜ相次ぎ決壊したのか。

 現地調査を行った東京理科大の二瓶泰雄教授(河川工学)は、安全に水を流せる設計上の水位(計画高水位)を超える水が長時間流れ続け、堤防に強い負荷が加わったと推測。「2012年の九州北部豪雨もそうだが、近年は計画高水位を上回って堤防が決壊する例が増えている。堤防を造る際に想定した以上の水が流れるようになった」と説明した。

防災意識の刷新必要

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