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【東日本豪雨】泥と水の街…難航する不明者捜索 鬼怒川決壊から1日 (3/4ページ)

2015.9.12 07:30

自衛隊のボートで浸水した地域から救出される住民ら=2015年9月11日午前、茨城県常総市新井木町(桐原正道撮影)

自衛隊のボートで浸水した地域から救出される住民ら=2015年9月11日午前、茨城県常総市新井木町(桐原正道撮影)【拡大】

 堤防近くの看護師の佐藤健太郎さん(23)は「自宅が浸水して電気や水道が使えず、どうしていいか分からない」。女性会社員(54)も「まさか自分の家がこうなるとは…。仕事で家から離れていたから無事だった。命だけ助かったからいいと思わないといけない」と無残に壊れた家の前で涙ぐんだ。

 救出に当たる陸上自衛隊の岡田幸司朗2等陸尉は「水深が浅くボートのエンジンが使えず、手で引いて移動しなければならない。寒暖差がなかったのがせめてもの救いだが、住民の疲労の色も濃い」と厳しい状況を明かした。

 ≪土砂崩れで死亡の女性 身元を確認≫

 栃木県鹿沼市日吉町の自宅で土砂崩れに遭い10日に死亡が確認された女性は11日、小林フミ子さん(63)と確認された。約20年間勤務していた医療機器メーカーを4年前に定年退職し、旅行したりガーデニングを楽しんだり、第二の人生を歩んでいた。

 「何度も食事や海外旅行をしました…」。手を合わせに現場を訪れた数十年来の友人の女性は目に涙を浮かべ、言葉を詰まらせた。明るくて朗らかな人だったという。

勤務先の男性「退職して旦那さんとのんびり過ごしていたのに」

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