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【清水直行のベースボール・ライフ in NZ】仲間へ掛け声 ラグビー精神のように (2/4ページ)

2015.9.14 07:00

ニュージーランドのクラブチームの練習。地道に「掛け声」から指導している=2015年、ニュージーランド・オークランド(清水直行さん提供)

ニュージーランドのクラブチームの練習。地道に「掛け声」から指導している=2015年、ニュージーランド・オークランド(清水直行さん提供)【拡大】

  • ニュージーランド野球連盟への支援発表の場で、ロッテの林信平球団本部長(左)からボールを受け取る清水直行さん=2015年1月5日、千葉県千葉市美浜区のQVCマリンフィールド(清水直行さん提供)

 連係には必要不可欠

 ただ、プレーに支障が出ては、話が違ってくる。たとえば、一塁手がゴロを捕球し、一塁のベースカバーに走った投手にボールをトスする内野の連携プレー。このとき、トスのタイミングを図る上で大事な要素である投手からの掛け声がない。

 一塁手が捕球した時点で、走者をアウトにできそうもなければ、ボールトスは必要ない。余計なプレーでエラーにつながったら、走者に先の塁を与えることになってしまう。セカンドやキャッチャーが「投げるな」と一塁手に指示してやらなければならないのだが、そんな声も出ないのだ。

 同じような状況はダブルプレーの練習でも起きる。例えば、打球が一、二塁間に跳ぶ。二塁手が捕球して、すぐさま二塁のベースカバーに入った遊撃手へ投げる。遊撃手は二塁ベースを踏んで一塁へ送球というのが、併殺完成までの流れだ。

 実際のプレーは、いくつもの掛け声があって初めて成立する。二塁手が捕球した時点で、遊撃手は二塁でアウトにできるかを考える。アウトにできると判断すれば、「ヘイ、セカンド」と声を出さなければならないし、間に合わないと判断すれば、「ファースト」と、一塁でアウト1つを確実に取る選択を指示しなければいけない。

「みんなで守る」

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