オリックス戦に先発したソフトバンクのリック・バンデンハーク=2015年9月16日、大阪市西区の京セラドーム(森田達也撮影)【拡大】
中島に左前に運ばれて初安打を許すと、続く小谷野(こやの)に右前打、川端にも自らへの打球をグラブではじいて内野安打。好投から一転して1死満塁となったが、落ち着き払っていた。縞田(しまだ)を二飛に打ち取り、山崎勝を三振に仕留めて切り抜けた。
六、七回には再び三者凡退に抑え、八回1死二塁のピンチをしのぐとガッツポーズ。昨季所属した韓国のサムスンでも優勝争いを経験し「選手として優勝争いをできるのは素晴らしいこと。一つ一つを心に刻みながらプレーする」。オランダ出身の背番号44が初めてプレーする日本でも大きく貢献した。(SANKEI EXPRESS)