照ノ富士が寄り切りで嘉風(よしかぜ、手前)を下す=2015年9月16日、東京都墨田区・両国国技館(共同)【拡大】
大相撲秋場所4日目は16日、東京・両国国技館で行われ、1横綱4大関は安泰。4戦全勝は照ノ富士、稀勢の里(きせのさと)の両大関と関脇栃煌山(とちおうざん)の3人となった。
照ノ富士は2横綱を破った嘉風(よしかぜ)を難なく寄り切り、稀勢の里は物言いがつく一番で碧山(あおいやま)を押し出した。栃煌山は高安の休場で不戦勝。
初めて一人横綱となった横綱鶴竜(かくりゅう)は苦しみながら大砂嵐(おおすなあらし)を突き落として1敗を守った。大関琴奨菊は3勝目、大関豪栄道は星を五分に戻した。関脇妙義龍(みょうぎりゅう)は初黒星を喫した。
素早く動き回る嘉風を組み止められず、白鵬、鶴竜は距離を取って敗れた。照ノ富士は対照的に「離れないように」と身体を密着。相手の当たりを受け止め、左で振って追い詰め、両腕から抱えながらつるようにして寄り切った。
大関としてまだ2場所目にもかかわらず、悠然と構えているように見える。照ノ富士は「(これまでは)かーっとなっていたのが今場所はない。落ち着いてきたのかな」と心境の変化を語った。4連勝を決めた取り口も余裕たっぷりだ。