照ノ富士が寄り切りで嘉風(よしかぜ、手前)を下す=2015年9月16日、東京都墨田区・両国国技館(共同)【拡大】
新大関だった先場所は下位に取りこぼさず、11勝。終盤まで優勝争いに絡み看板力士としての務めを果たした。それでも本人は「やっぱり番付が上の人に勝ちたい」と、むしろ横綱に負けたことを悔やんだ。今の地位を最高位への“通過点”と考え、上昇志向を強く持っているからだろう。
今場所は白鵬、日馬富士(はるまふじ)がいない。鶴竜もすでに1敗。勝ちっ放しの3力士の中で、照ノ富士の安定感が最も光る。「みんなで場所を盛り上げたい」と控えめに語る23歳は、早くも主役となりつつある。(藤原翔/SANKEI EXPRESS)