鶴は自撮り棒の先に、糸でつるして左手に持ちながらの撮影です。風が吹いていたので、なるべく速いシャッタースピードで撮りたい。暗いからといって、ISO感度を上げ過ぎるとクオリティーが下がるので、要注意です。できる限りISO100や50と数字を小さくすることでノイズが少ない作品になります=2015年3月5日、フランス・首都パリ(須藤夕子さん撮影)【拡大】
2020年東京オリンピックに向けて、今日の景色が明日には見られないほど、東京の街は変化を続けています。フランスには、中世からの美しい建物が残り、変わらぬ景色がありますね。日本人が昔から親しんできた美しい和紙で作った鶴や、なじみのある玩具は、コンクリートジャングルの東京では似合わないモノになってきているように感じます。そこで、フランスの子供たちに遊んでもらい、撮影してきました。日本が作り上げてきた色彩の美しさと、フランスの街並みとのコラボレーションの作品をもとに、人物を撮るときの構図作りを解説します。
≪ISO感度上げ過ぎ要注意 小さい数字でノイズ少なく≫
まだ春が遠い3月のパリ。泊まったホテルは、オペラガルニエを見ることができる部屋でした。朝焼けをバックに、オペラ座を撮ろうと前日から三脚をセッティングして、朝4時くらいから撮影をスタート。鶴は自撮り棒の先に、糸でつるして左手に持ちながらの撮影です。風が吹いていたので、なるべく速いシャッタースピードで撮りたい。暗いからといって、ISO感度を上げ過ぎるとクオリティーが下がるので、要注意です。できる限りISO100や50と数字を小さくすることで(画像が砂状になるような)ノイズが少ない作品になります。最近のカメラ技術の進歩には驚かされますが、プロ仕様のカメラの場合、ISO800や1600くらいまで上げても、それほどノイズが気になりません。設定を変えたら、次に撮影する際、きちんとチェックしましょう。