コンサートでパフォーマンスを披露するエルトン・ジョンさん。シングルとアルバムの累計売り上げが3億枚を超す偉大なミュージシャンは、自身がゲイであることを公言し、LGBTの権利擁護者としても知られる=2015年7月17日、スペイン・アストゥリアス州ヒホン(ロイター)【拡大】
会話ではプーチン氏役が「サー・エルトン、何かロシアに関する重要な問題について私と話し合いたいと聞きましたが」と切り出すと、ジョンさんは「(電話してくれるとは)信じられません。私はミュージシャンであり、人道主義者であり、政治家ではありません。でも、大統領と席を共にし、面と向かってロシアでのLGBTの人々の平等について議論したいのです」「あなたのおかげで今日は最高の日になりました。この会話は私の人生でもっとも素晴らしく喜ばしい出来事です」などと応じていた。
笑い事ではない嫌悪
電話がいたずらだったと分かると、ジョンさんは17日、インスタグラムに再び投稿し、「いたずらは笑い事で済むが、同性愛嫌悪は笑い事ではない。ロシアを愛しているし、プーチン大統領とLGBTの権利について話したいという気持ちに変わりはない。これからも私はずっと差別される人たちのために立ち上がる」「今回の残念なできごとによって、この極めて重要な問題に再び注目が集まるのであれば、私はむしろ、だまされたことをハッピーに思う。喜んでいたずらを受け入れる」とコメントした。
果たして「雨降って地固まる」となるのであろうか。(SANKEI EXPRESS)