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「キューバと和解 あなたのため」米に迫った法王 両国歴訪へ (3/3ページ)

2015.9.20 07:00

キューバと米国訪問のため、首都ローマの空港を出発するローマ法王フランシスコ(中央)=2015年9月19日、イタリア・フィウミチーノ市(ロイター)

キューバと米国訪問のため、首都ローマの空港を出発するローマ法王フランシスコ(中央)=2015年9月19日、イタリア・フィウミチーノ市(ロイター)【拡大】

  • バラク・オバマ米大統領=2015年9月18日、米国・首都ワシントン(ロイター)
  • キューバのラウル・カストロ国家評議会議長(左)とローマ法王フランシスコ=2015年5月10日、バチカン(AP)

 中南米では90年代末ごろから米国と距離を置く左派政権が増えた。これらの政権の指導者らにとってキューバは「思想的盟主」。キューバへの敵対姿勢を崩さない米国は地域で孤立する局面が増えた。オバマ氏は米国の影響力を取り戻したいと切望していたことを、法王はよく理解していた。

 両国高官はその後、バチカンやカナダで接触を継続。米キューバ首脳は2014年12月、国交交渉開始を正式発表した。

 弱者政策で信頼

 法王はアルゼンチン時代から、貧しい人々など社会的弱者に寄り添う姿勢で知られた。キューバ政府が目標に掲げる「社会正義の実現」と重なる部分もあり、カストロ議長は大きな信頼を寄せる。今年5月にバチカンを訪問した議長は「この法王なら私も教会に通い始めよう」と述べた。

 キューバのカトリック教会の広報担当オルランド・マルケス氏は、法王が果たした役割は「単なる仲介役ではなく、(交渉に)参加し、推し進めた」と強調した。(共同/SANKEI EXPRESS

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