六回、逆転3点本塁打を打った日本ハムのブランドン・レアード(右)=2015年9月20日、北海道札幌市豊平区・札幌ドーム(納冨康撮影)【拡大】
パ・リーグは20日、2位日本ハムが3位西武に9-7で逆転勝ちし、4位ロッテがソフトバンクに0-1で敗れたため、日本ハムの2位が確定した。優勝はソフトバンクがすでに決めている。パのクライマックスシリーズ(CS)は、10月10日に開幕するファーストステージ(3試合制)は札幌ドームで、14日から始まるファイナルステージ(6試合制)はヤフオクドームで行われる。
日本ハムが一気呵成(かせい)に5点差をひっくり返した。0-5の六回に打者11人の攻撃で7点を奪っての逆転勝ち。5連勝で2位の座も確定させた。
五回まで無安打の打線は六回にスイッチが入った。先頭打者の谷口、大野の連打などで1死満塁とし、田中の押し出し四球でまず1点。中田も2点適時打で続いた。CSでも対戦の可能性がある岸に、栗山監督は「どうやって球数を投げさせるのか」をテーマに掲げていたが、各打者が粘って降板に追い込んだ。