南アフリカを破る快挙から一夜明け、練習する広瀬俊朗(としあき、中央)ら日本選手=2015年9月20日、英イーストサセックス州ブライトン(山田俊介撮影)【拡大】
ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会1次リーグB組初戦で南アフリカから歴史的勝利を挙げた日本代表は一夜明けた20日、英国南部のブライトンで第2戦のスコットランド戦(23日・英グロスター)に向けて練習を再開し、報道陣に公開した冒頭15分では軽い当たりで攻守の動きを確認した。
初戦で24得点したFB五郎丸(ヤマハ発動機)ら一部選手は別メニューで疲労回復に努めた。CTB田村(NEC)は試合後、チームメートと「朝起きて(厳しい練習をした)6月だったらどうしよう」と冗談を言い合ったという。「ふわっとした雰囲気はもう終わり。いつでも(試合に)出られるように準備したい」と決意を語り、SH日和佐(ひわさ、サントリー)は「次の試合まで中3日と厳しいが集中力を持続したい」と意気込んだ。
一方、大会第3日は20日、ロンドンなどで行われ、1次リーグC組で史上初の2連覇を狙うニュージーランドがアルゼンチンを26-16で破り、逆転勝ちで白星発進した。