トウガラシは発芽するのに20度以上を必要とするため、5月上旬にヤエザクラが散るころから初夏にかけてタネまきをして秋に収穫します。原産は中南米で、一年草または多年草です。ペルーなどで古くから栽培されコロンブスによってスペインに渡ってから世界中に広まりました。日本には、1542年にポルトガルによって伝わったとされますが、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に伝わったという説もあります。収穫してから実の色が徐々に変化していきます。
夏から秋にかけて咲く花は星形のかわいい小さな花です。花が少ない夏には重宝な植物で、初夏~初冬までの長期間楽しめるので、花の寄せ植えや花壇の差し色としても人気です。属名の「カプシカム、またはカプシクム(Capsicum)」は、ギリシャ語の「kapto(かむ)」という意味で、トウガラシの苦味が舌を刺すような味がすることから。またはギリシャ語の「kapsa(容器・袋)」の意で、房の中が空洞によるためとの説もあります。和名は唐から伝わった辛子の意味から「トウガラシ(唐辛子、唐芥子)」です。