ブラジル代表のエースとして、グラウンド狭しと縦横の活躍を見せるネイマール。だが、資産管理は苦手で、お金にもルーズなようだ=2014年10月14日、シンガポール(AP)【拡大】
ネイマールは17歳の時にサントスとプロ契約を結び、一昨年、バルセロナに移籍した時の移籍金は5700万ユーロ(約77億円)とされた。しかし、実際の移籍金は少なくとも8330万ユーロ(約112億円)だった疑いが浮上。クラブ側が税負担を意図的に軽くしようとしたとして起訴され、現在、裁判が係争中だ。
メッシ親族にも疑惑
世界屈指の人気を誇るネイマールは、スポーツ用品メーカーや家電メーカー、寝具メーカーなど、日本企業を含む多くの国際的な企業とスポンサー契約を結んでいる。一方で慈善事業にも熱心で、エボラ出血熱の防止キャンペーンや難病支援のチャリティー活動などに参加してきた。恐らく、本人は金に無頓着で、自分の財産がどれほどあるのかも把握していないのかもしれない。
しかし、本人に襟を正す姿勢がないと、周りの取り巻きたちが欲を増長させるばかりだ。バルセロナのチームメートでアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(28)の親族にも脱税疑惑が取り沙汰されているのも偶然ではあるまい。折しも25日は、国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件でスイス検察当局が、横領などの疑いでゼップ・ブラッター会長(79)の捜査を開始し、事情聴取したと発表した。金にまみれてこそ、グローバルスタンダードなどと誤解していたら、早晩、ファンに愛想を尽かされるだろう。(SANKEI EXPRESS)