9月26日のウェールズ戦に敗れ、うなだれるイングランドの選手=2015年、英国・首都ロンドン(ゲッティ=共同)【拡大】
ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で3大会ぶり2度目の制覇を狙うイングランドが、最激戦区の1次リーグA組で正念場を迎えた。18日の開幕戦でフィジーに快勝したものの、26日の第2戦では前回4位のウェールズに逆転負け。10月3日の第3戦で優勝2度のオーストラリアに敗れると、地元開催で1次リーグ敗退の危機となる。
130年を超えるライバル関係のウェールズとの激闘を終え、SHのB・ヤングズは「更衣室でみんな何が起こったか信じられなかった」と肩を落とした。3点差を追った終盤、同点PGではなく、逆転トライを狙った判断も裏目に出て議論を呼んでいる。
ロブショー主将は「難しい角度のキックだったし、勝ちにいきたいと思った」と振り返り、ランカスター監督は「明暗を分けた場面。判断した以上、トライを決めなければならなかった」と落胆をにじませた。
世代交代を進めるチームで司令塔のSOファレルとフォードの起用法や、国際経験の浅いCTB陣の先発をめぐって、英メディアの批判も浴び、重圧は増している。
ラグビー発祥地の威信を懸け、監督は「オーストラリアとの勝負が全てだ。何が起こるか分からない。勝つしかない」と背水の陣で挑む。(共同/SANKEI EXPRESS)