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広島県・契島 雨にかすむ「生きた軍艦島」 眺める角度で表情に変化 (1/2ページ)

2015.10.6 10:30

瀬戸内海に浮かぶ契島(ちぎりしま)は見る角度によってその姿を変える。「軍艦島」の愛称で知られる長崎県の世界遺産・端島(はしま)や、フランスの世界遺産「モン・サン・ミッシェル」にも見える=2015年9月5日、広島県豊田郡大崎上島町の神峰山から(川口良介撮影)

瀬戸内海に浮かぶ契島(ちぎりしま)は見る角度によってその姿を変える。「軍艦島」の愛称で知られる長崎県の世界遺産・端島(はしま)や、フランスの世界遺産「モン・サン・ミッシェル」にも見える=2015年9月5日、広島県豊田郡大崎上島町の神峰山から(川口良介撮影)【拡大】

  • 朝日を浴び、淡いオレンジ色に浮かび上がった契島(ちぎりしま)。島全体が廃墟と化した軍艦島(長崎市の端島(はしま))に対して、そのシルエットから契島は「生きた軍艦島」とも呼ばれる=2015年9月5日、広島県竹原市の朝日山から(川口良介撮影)
  • 江戸時代からの建造物をそのまま残し、重要伝統的建造物群保存地区にも選定された竹原市の町並み保存地区。「安芸の小京都」とも呼ばれ、カメラ片手に散策する多くの観光客でにぎわいを見せていた=2015年9月6日、広島県竹原市(川口良介撮影)
  • 離島ファンや工場夜景ファンから熱い視線を浴びる契島(ちぎりしま)だが、無断で上陸するファンが後を絶たず、東邦亜鉛関係者は頭を抱えている。訪れる際は私有地であるということを肝に銘じ、船上からの景観を楽しみたい=2015年9月5日、広島県豊田郡大崎上島町(川口良介撮影)
  • 私有地の契島(ちぎりしま)は関係者以外の上陸が禁じられているが、フェリーから間近で見ることは可能だ=2015年9月5日、広島県豊田郡大崎上島町(川口良介撮影)
  • 竹原港と大崎上島を結ぶフェリーの船体には、竹原市を舞台としたアニメ「たまゆら」のイラストが描かれる。市内は「聖地巡礼」を楽しむファンの姿が多く見られ、町の活性化に一役買っている=2015年9月5日、広島県竹原市(川口良介撮影)
  • 広島県豊田郡大崎上島町の契島(ちぎりしま)

 広島県竹原市の沖合約4キロ、霧雨でかすむ瀬戸内海に、島内に所狭しと製錬所の施設が立ち並ぶ契島(ちぎりしま、広島県大崎上島町)が浮かぶ。そのシルエットはまるで軍艦。軍艦島の愛称で知られる長崎市の世界遺産・端島(はしま)は島全体が廃虚と化しているため、現在も製錬所が稼働している契島は「生きた軍艦島」とも呼ばれる。

 契島は1899(明治32)年、深川鉱山製錬所として銅の製錬を開始。1950(昭和25)年に東邦亜鉛が買収し76(昭和51)年に鉛を扱う契島製錬所として稼働、後に銀の精錬も手掛けるようになった。現在、鉛の年間生産量は9万トンで国内1位。その90%が自動車のバッテリーに使われている。

 総面積9万平方メートル。24時間稼働で常時約250人が働く。島内には社宅もあるが、平日営業の簡単な売店しかなく、労働者の多くは島外からフェリーで通勤している。島全体が東邦亜鉛の私有地で、上陸できるのは会社関係者だけ。工場夜景や離島ファンには知られた存在だが、フェリーで訪れても島内に立ち入ることはできない。

「地元の人間として契島がきれいだと意識したことはない」

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