ハワイで開催されたイベントに、モスクワからライブビデオで参加するエドワード・スノーデン容疑者=2015年2月14日、米ハワイ州ホノルル(AP)【拡大】
米国家安全保障局(NSA)による秘密情報の収集活動を暴露し、約2年前からロシアに亡命したままの米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(32)が、帰国のため米政府に司法取引を申し入れていることが8日までに分かった。取引の一環として、帰国後、服役する用意があるとの考えも示した。7月にはエリック・ホルダー元米司法長官(64)が米メディアとのインタビューで、司法省としても司法取引に応じる可能性があると明言しており、膠着(こうちゃく)状態だったこの問題が動き出す可能性が出てきた。ただ、双方の溝は依然として大きいとの指摘もあり、簡単にはいかないようだ。
5日に放映された英BBC放送の有名な時事ドキュメンタリー番組「パノラマ」に出演したスノーデン容疑者が明かした。
パノラマの内容を報じた10月5日付英紙ガーディアンや6日付米紙クリスチャン・サイエンス・モニター、10月7日付米CNNテレビ(いずれも電子版)によると、モスクワでパノラマのインタビューに応じた容疑者は、司法取引や帰国後の服役の可能性を問われ「もちろんある」と明言。