ハワイで開催されたイベントに、モスクワからライブビデオで参加するエドワード・スノーデン容疑者=2015年2月14日、米ハワイ州ホノルル(AP)【拡大】
さらに取引の一環として「米政府には刑務所に入るとの申し出を何度も伝えている」と述べ、「現在、米側からの返事を待っている状況だ」と説明した。しかし刑務所での生活を受け入れることに関し「私のように自由のために戦っている人への見せしめにはさせない」と強調した。
有罪なら無期刑も
2013年5月、香港でガーディアン紙に、自身の昔の職場だったNSAの盗聴の手口などを内部の機密書類とともにリークしたスノーデン容疑者。これによってNSAの個人情報監視プログラム「プリズム」の存在をはじめ、アンゲラ・メルケル独首相(61)の携帯電話の盗聴といった海外の要人や市民までが盗聴などの対象になっていた事実が明るみに出た。
米司法当局が13年6月21日に逮捕命令を出し、その2日後からモスクワで亡命生活を送っているが、スパイ防止法違反などの疑いで3件の重罪に問われており、司法取引なしで有罪となれば、帰国後、禁錮30年か無期懲役が科される。