W杯ロシア大会南米予選の初戦で、リオネル・メッシを欠いたアルゼンチンはホームでエクアドルに完敗。代表イレブンはがっくりと肩を落とした=2015年10月8日、アルゼンチン・首都ブエノスアイレス(AP)【拡大】
スペインの司法当局は8日、サッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナのアルゼンチン代表FWで、国際サッカー連盟(FIFA)世界年間最優秀選手に4度輝いているリオネル・メッシ選手(28)について、脱税の疑いで禁錮1年10月15日を求刑した。実刑判決を受ける可能性があり、スペインのメディアは、執行猶予付きでも有罪になれば試合出場は困難になるとの見通しを示しており、“アルゼンチンの至宝”は窮地に立たされた。折も折、8日に始まったサッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会南米予選で、メッシを欠いたアルゼンチンはまさかの黒星スタートとなった。
免責方針、裁判所が覆す
この問題では、2013年6月にメッシと父のホルヘ氏が07年から09年までの3年間にわたって所得税を脱税したとして、スペインの税務局に告発された。スペイン紙「エル・パイース」などによると、脱税額は3年間の合計で410万ユーロ(約5億5000万円)に上り、メッシは自分の写真を使用した企業などからの収入についてベリーズやウルグアイなど租税回避地(タックス・ヘイブン)の企業に譲渡したように見せかけ、不正な納税申告をしたとされる。