サイトマップ RSS

物語を旅する大人のファンタジー 舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」 佐藤隆太さんインタビュー (2/3ページ)

2015.10.10 13:30

カビ人間役の佐藤隆太さん(右)とおさえ役の上西星来(じょうにし・せいら )さん(加藤幸広さん撮影、提供写真)

カビ人間役の佐藤隆太さん(右)とおさえ役の上西星来(じょうにし・せいら )さん(加藤幸広さん撮影、提供写真)【拡大】

 舞台は「劇団☆新感線」のように目まぐるしく変わる。歌あり踊りあり、ユーモアとファンタジーが交錯するなか、人間の本質が問われていく。登場する奇病にはほか、噂好きの青年の背中に天使の羽が生える、のぞきが趣味の男の目が合う焦点が3キロ先になる、王が偉くなれなくなるなど、皮肉めいたものが多い。

 「バカバカしいこともたくさん入っていて笑える。でも、それだけではない力を持っている。押しつけがましくなく奥が深い。個性的なキャラクターに何かを感じてもらえる」と佐藤。

 カビ人間は醜くなってピュアな心を持ったことで、「自分の悪事に気がついて人が受けた痛みを理解し、人間の醜さも見えてくる」。だから、おさえに冷たい言葉をぶつけられても、人々に煙たがられても笑って立ち続ける。「純粋さに力強さ、ある種の鈍感力がある。全然分かっていないバカではない。いるだけで切なさや悲しさが感じられる存在にしたい」

 自分さらけ出す怖さ

 初演から20年あまり、再演は10年ぶり。ただ劇中でカビ人間が放火したというデマをめぐる経緯は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で瞬時に情報が伝わる現代こそ「後藤さんがかつて示した、嘘が真実とみなされて広まる怖さが、よりリアルに感じられる」と話す。

「どの現場でもくだらない話が僕は重要だと思う」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ