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記憶遺産に「シベリア抑留資料」「東寺百合文書」登録 政治利用許す「南京大虐殺文書」も (2/5ページ)

2015.10.11 07:30

中国国旗を手に南京大虐殺記念館を訪れた子供=2015年10月5日、中国・江蘇省南京市(共同)

中国国旗を手に南京大虐殺記念館を訪れた子供=2015年10月5日、中国・江蘇省南京市(共同)【拡大】

 シベリア抑留資料は、京都・舞鶴港に引き揚げた人々の手記などで、舞鶴引揚記念館(京都府舞鶴市)が所蔵する570点。ヒット曲「岸壁の母」のモデル、端野いせさん(故人)が息子に宛てた手紙や、抑留者がシラカバの皮に心情をつづった「白樺(しらかば)日誌」も含まれる。

 東寺百合文書は、京都市の東寺に伝えられてきた奈良から江戸時代の約2万5000通に及ぶ寺院運営に関する古文書。足利義満の直筆や織田信長の印が入った文書もある。

 ユネスコの登録審査は2年に1度。9月に国内候補として選定された外交官の杉原千畝(ちうね)氏の資料(杉原リスト、所在地・岐阜県)と日本最古の石碑を含む「上野三碑(こうずけさんぴ)」(群馬県)の2件は、2017年夏ごろに審査を受ける見通しだ。

 ≪政治利用許す「南京大虐殺文書」も≫

 ユネスコの記憶遺産に「南京大虐殺文書」が登録された問題は、中国の日本攻撃にユネスコが政治利用されたものといえる。今後、中国側が登録申請した具体的な文書が公表される。日本側は「第2ラウンド」としてそれらの文書について、「歴史的な検証に耐えられるものではない」とみて、反論していく構えだ。

次委員には門外漢も

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