リタズダイアリー「マトリオーシュカ」のノースリーブのワンピース(4万6000円)はレトロ感があって新しいデザイン。タートルネックのセーターにショートブーツ(ヒュッテ、3万6000円)が似合う=2015年10月5日、東京都中央区銀座(野村成次撮影)【拡大】
「ナイジェル・ケーボン」のアランセーターは、アイルランドで漁師たちが着用していたというルーツをしのばせる温かさ。前面はざっくりした縄編み、後ろ面はリブ編みと表情が違い、編むのに3日間かかるという、手のこんだしっかりした仕立てだ。
9月にメンズフロアがリニューアルされ、革小物売場では日本の職人が手掛けるブランドが充実した。その一環で「タキナミタカシ」のレザースリッパが登場。靴職人が丁寧に作る牛革のスリッパは、履きこむほどに足になじむ一生ものだという。
銀座は最近、訪日外国人の姿が目立って増えた。できたら日本の逸品も知ってほしい。日本のお客さまにも、もっと使ってほしい。「GINZAから世界へ」。そんな思いにあふれた、品物の数々を手に取ってみよう。(文:藤沢志穂/撮影:野村成次/SANKEI EXPRESS)
※価格は税別です。