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15年ぶりフロア改装 「ホンモノ」にこだわり 松屋銀座メンズバイヤー 宮崎俊一さんに聞く (1/4ページ)

2015.9.8 13:30

「アトリエメイド」の中央に位置するのは、フランスで自ら取り寄せた1930年代のワードローブ。英国の軍人や外交官などが赴任する際に実際に帯同したもので、スーツやネクタイ、小物までコーディネート一式をそろえて収納できる造りとなっており、同じサービスを提供したいという思いが反映されている=2015年9月3日、東京都中央区銀座の松屋銀座(野村成次撮影)

「アトリエメイド」の中央に位置するのは、フランスで自ら取り寄せた1930年代のワードローブ。英国の軍人や外交官などが赴任する際に実際に帯同したもので、スーツやネクタイ、小物までコーディネート一式をそろえて収納できる造りとなっており、同じサービスを提供したいという思いが反映されている=2015年9月3日、東京都中央区銀座の松屋銀座(野村成次撮影)【拡大】

  • メンズフロアの改装では革小物を充実させた。国産の豚革を使った財布や名刺は軽くて丈夫、カラフルなアイテムが数多くそろい、コーディネートに加えたい逸品だ=2015年8月31日、東京都中央区銀座の松屋銀座(野村成次撮影)
  • ストール(アルテア、1万4000円から)はイタリアブランドならではの独特な素材と配色でスタイルに華やぎをプラス。これから肌寒くなる季節に1枚は持っていたい=2015年8月31日、東京都中央区銀座の松屋銀座(野村成次撮影)
  • 「エリオポール_オム」による「35歳中堅社員」をイメージしたコーディネート。遠目には無地に見える細い千鳥格子のジャケット(4万6000円)にボタンダウンのシャツ(1万4000円)、グレーのスラックス(1万9000円)でカジュアル風でいながらビジネスシーンに活用できる粋なスタイルが完成。泊まりがけの出張も対応可能な大ぶりの革バッグ(アメリゴ、7万8000円)で活動範囲を広げよう。ネクタイ(フェアファクス、9500円)とポケットチーフ(参考商品)は茶系でアクセントに=2015年8月31日、東京都中央区銀座の松屋銀座(野村成次撮影)
  • 「アトリエメイド」による「45歳部長職」をイメージしたコーディネート。茶色がかったスーツ(松屋オリジナル、7万6000円)にラウンドカラーのシャツ(ジェニーノ、1万2000円)、光沢のあるシルクシャンタンのネクタイ(インプロヴィゼーション、1万円)には襟元にビンテージのカラークリップ(4000円)をつけておしゃれ感をアップ。ポケットチーフ(フェアファクス、4000円)は清潔感のある白。クラッチバッグ(Rutherfords、4万円)と革靴(グレンソン、6万8000円)は色をあわせて引き締めた印象に=2015年8月31日、東京都中央区銀座の松屋銀座(野村成次撮影)
  • 東京都墨田区で作られた豚革を使い、北区の職人が手がける「メードイン東京」の革小物。その他、豊富にそろうカラフルな革やステッチ糸からカラーオーダーができる=2015年8月31日、東京都中央区銀座の松屋銀座(野村成次撮影)
  • 「レザークラフトマン」の売場で承ったオーダー品は、東京都北区の職人、井戸崇史さんの工房で縫製される。「国産の豚革は軽くて丈夫で優れものです」=2015年9月3日、東京都中央区座の松屋銀座(野村成次撮影)
  • 英国産の材料にこだわったクラッチバッグ(Rutherfords、各4万円)。革はイングリッシュブライドレザー、糸にはアイリッシュリネンを使用、熟練の職人による手縫いの伝統を再現している逸品=2015年8月31日、東京都中央区座の松屋銀座(野村成次撮影)
  • アクセサリー感覚でコーディネートに取り入れたい小物。おしゃれにかけられるリーディンググラス(奥、5500円)と、ポケットにさした時のクリップのデザインがさりげなく格好いいボールペン(パーカー、1万8000円)=2015年8月31日、東京都中央区座の松屋銀座(野村成次撮影)
  • 松屋オリジナルのソックス(各1000円、8色展開)はアトリエメイドと福助がコラボレーションした。「エクステンドヒール」という特殊な技術を使い、インポート靴のかかとの位置にもあうよう作られている=2015年8月31日、東京都中央区座の松屋銀座(野村成次撮影)
  • 銀座松屋メンズバイヤー、宮崎俊一(しゅんいち)さん=2014年10月3日、東京都中央区(大山実撮影)

 【トレンドを着こなそう!】Vol.25

 松屋銀座5階のメンズフロアが15年ぶりにリニューアル、9月初めにオープンした。個人のサイズや好みにあわせた「パターンオーダー」を充実させ、「モノ作り」の現場まで踏み込んだ「ホンモノへのこだわり」を実現。松屋オリジナルに加え、百貨店初出店のインポートブランド、小物や文房具など、えりすぐりの雑貨もそろえ、ひと味もふた味も違う、トータルコーディネートを提案している。メンズバイヤーの宮崎俊一さんに活用法を聞いた。

 景気回復を背景に東京都心の百貨店では8月以降、阪急メンズ東京や西武渋谷店など、メンズフロアの改装が相次いでいる。百貨店の主要顧客である女性向けに近年、ウィメンズやリビングのフロア改装が続き、「最後の砦」としてメンズフロアに着手した流れだ。

 宮崎さんは他店との違いを「バイヤーが産地に出向き、職人さんとの連携を密にしている。モノ作りの原点があるところ」と話す。ターゲットは40代の管理職、またはそれに準ずる人、きちんとした見た目を意識するビジネスマン、銀座近郊を生活圏とし、休日に家族で買い物を楽しむ30代を想定。上質なアイテムをそろえ、ファッションから小物までのトータルコーディネートで、顧客の個性を良い形で引き出す狙いがある。

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