「アトリエメイド」の中央に位置するのは、フランスで自ら取り寄せた1930年代のワードローブ。英国の軍人や外交官などが赴任する際に実際に帯同したもので、スーツやネクタイ、小物までコーディネート一式をそろえて収納できる造りとなっており、同じサービスを提供したいという思いが反映されている=2015年9月3日、東京都中央区銀座の松屋銀座(野村成次撮影)【拡大】
職人の手仕事
改装で、新たに松屋オリジナルブランド「アトリエメイド」のショップがオープンした。海外で買い付けた生地を、日本の職人が一着一着、丁寧に縫製している。「一日一着のペースでしか作れません。手縫いは着れば着るほど体になじみます。価格はリーズナブル。バイヤーと職人さんとの関係が密だからこそ可能になりました」と宮崎さん。
上場企業の45歳前後の部長職をイメージしたコーディネートは、貫禄と個性をアピールするために、紺色などの定番とは異なる、茶色がかったグレーのスーツをメーンとした。クラシックなスタイル感を醸し出すため、シャツはラウンドカラー。
小物ではネクタイの襟元にカラークリップ、腕にはカフリンクスを楽しんでもらう。1920~60年代のビンテージもので、英米を中心に探してきた逸品という。靴とバッグはあえて同じ色にして、引き締めた印象を出している。