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マダガスカル 止まらぬ森林破壊 「キツネザル、25年以内に絶滅」  (2/2ページ)

2015.10.13 10:00

甲高い声で鳴くインドリ。キツネザルの中では最大で絶滅の危機に瀕(ひん)している種の一つ=マダガスカル・ラノマファナ国立公園(中野智明さん撮影、共同)

甲高い声で鳴くインドリ。キツネザルの中では最大で絶滅の危機に瀕(ひん)している種の一つ=マダガスカル・ラノマファナ国立公園(中野智明さん撮影、共同)【拡大】

  • 「タビ」と呼ばれる焼き畑農業。深刻な森林破壊を招いている=8月、マダガスカル(中野智明さん撮影、共同)
  • 国立公園や保護区以外は伐採が進み、人が住む周辺からは森林が姿を消してきている=マダガスカル(中野智明さん撮影、共同)
  • ラノマファナ国立公園で、キツネザルを観察するジョナ・ラチンバザフィ教授(左)=マダガスカル(中野智明さん撮影、共同)
  • ラノマファナ国立公園で夜行性のウーリーキツネザルが顔を上げた=マダガスカル(中野智明さん撮影、共同)
  • 首都アンタナナリボから地方へ向かう幹線道路沿いで炭を売る人たち=マダガスカル(中野智明さん撮影、共同)

 ≪密猟横行、陰に貧困問題 法の縛り効かず≫

 密猟の横行もキツネザルの危機をあおっている。地元の非政府組織によると、食べることをタブー視されてきたキツネザルの肉は、10年ほど前から金鉱を探して森に入ってきた労働者の食料となってから、地元民の一部も食べるようになった。

 世界銀行などの調査によると、マダガスカル国民の90%は、世銀が設定する国際貧困ライン(1日1.25ドル)ぎりぎりで暮らす。2010年の軍反乱後、昨年の選挙で誕生した政府の力は弱く、法の縛りが効かない。庶民には森林やキツネザルの保護よりも、生活の確保に走らざるを得ないのが現状だ。

 現在、100種を超えるキツネザルがマダガスカルで確認されているが、国際自然保護連合(IUCN)はうち9割以上が絶滅の危機に瀕(ひん)していると警鐘を鳴らしている。(EX編集部/撮影:フォトグラファー 中野智明、共同/SANKEI EXPRESS

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