理事会に集まった一般社団法人「Get_in_touch」のコアメンバー。(奥左から時計回りに)柏木真由生、那部智史、尾崎ミオ、向笠文崇、西谷ふみえ、今井忠、大柳満、井戸正典、相部多美、東ちづる=2015年7月27日(小野寺宏友さん撮影、提供写真)【拡大】
誰も排除しない「まぜこぜの社会」をコンセプトに活動を続けている一般社団法人Get in touch。そのコンセプトには強い思いがこめられている。Get in touchが目指す「まぜこぜの社会」について、今一度、考えてみた。
被災地の避難所がきっかけ
「まぜこぜの社会」とは、どんな状態でも、どんな状況でも、誰も排除しない、されない社会のことだ。最近耳にするようになった言葉で言えば、ダイバーシティー、インクルーシブ、ノーマライゼーション、多様性社会などなど…。だけど、これらの言葉はちょっと敷居が高いと感じるかもしれない。だから「まぜこぜ」。簡単に言えば、童謡詩人の金子みすゞの言葉「みんな違ってみんないい」ということ。たくさんの人が知っている言葉だ。しかし、現実はまだまだだと実感している。
駅や空港、デパート、本屋、レストラン、コンサート会場など、不特定多数が集まる「普段」の場所は、まぜこぜになっていない。実は、さまざまな特性、さまざまな状態の人が身近に暮らしているはずなのに。「自分の周りには障がい者とか、あまりそういう人いないんですよね…」という声もよく耳にする。