理事会に集まった一般社団法人「Get_in_touch」のコアメンバー。(奥左から時計回りに)柏木真由生、那部智史、尾崎ミオ、向笠文崇、西谷ふみえ、今井忠、大柳満、井戸正典、相部多美、東ちづる=2015年7月27日(小野寺宏友さん撮影、提供写真)【拡大】
Get in touchができたきっかけは、東日本大震災の避難所の様子を伝える小さな記事だった。避難所には、普段は外に出づらい人もいた。車椅子の人、自閉症のお子さんとその家族、セクシュアルマイノリティーの被災者たちは、避難所で肩身の狭い思いをしたという実態があった。被災した福祉施設の入居者の皆さんの行き場がなく、避難所を転々としているという記事もあった。社会が追い詰められたとき、普段から生きづらさを感じている人がますますつらい思いをするという現実がある。避難所に集まった人たちは、まさに「まぜこぜ」。それは、日本の縮図だったのに…。
一緒にいれば、わかる
病気や障がいの特性や特徴について、詳しい知識がなくても、理解が追いついていなくても、とにかく一緒にいる。戸惑っても、ひるんでも、一緒にいればわかってくることがある。「支援する・される」という関係性だけではなく、お互いに支え合うことができるのだとわかってくる。遠慮はいらない、配慮があれば居心地がいいんだ、と。