今回は厳選されたミュージシャンを引き連れての来日。アルバム『ジ・エピック』で提示された世界観を、いかに再現するか、ファンにとっては気になるところだ。だが、カマシ・ワシントンの基本的な方向性は、決してブレることはないだろう。ジャンルを問わず、音楽が持つ魅力を改めて再認識させてくれるカマシ・ワシントンの存在は、ジャズという枠組みを越えて、幅広い層の人々を魅了するに違いない。
ジャズの現在形を確認するだけでなく、カマシ・ワシントンの熱演を目に焼き付けるためにも、ライブに足を運びたい。(DJ、クリエーティブ・ディレクター、執筆家 沖野修也/SANKEI EXPRESS)
■Kamasi Washington 新世代LAジャズの大物プレーヤー。ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ケニー・バレル、ジェラルド・ウィルソンら、ジャズの巨匠に加え、サンダーキャット、スヌープ・ドッグ、リオン・ウェア、チャカ・カーン、ケンドリック・ラマーら数多くのミュージシャンと共演。その才能は、バップ、アフロ、スピリチュアルが共存するジャズ新世紀を切り開く存在として、活躍が期待されている。