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【米イージス艦南シナ海派遣】示威行動「中国の領土、領海認めず」 (3/4ページ)

2015.10.28 08:00

太平洋を航行する米ミサイル駆逐艦「ラッセン」。(2015年)10月27日には中国が南シナ海に建設している人工島の12カイリ内で示威行動に出た=2009年11月(米海軍提供、ロイター)

太平洋を航行する米ミサイル駆逐艦「ラッセン」。(2015年)10月27日には中国が南シナ海に建設している人工島の12カイリ内で示威行動に出た=2009年11月(米海軍提供、ロイター)【拡大】

  • 米軍が5月に公表した、P8対潜哨戒機が撮影した南沙諸島のミスチーフ礁の画像=2015年5月21日(ロイター)

 オバマ氏がこのタイミングで示威行動に踏み切ったのは、強い危機感を背景にした国防総省からの突き上げが大きい。

 国防総省は人工島の一つで3000メートル級の滑走路が完成したとみているなど、軍事拠点としての運用開始が切迫しており、中国が南シナ海上空に防空識別圏を設定することも現実味を帯びてきたと認識している。

 また、フィリピン北部ルソン島の西220キロに位置し、中国艦船がなお居座っているスカボロー礁でも、人工島を建設する可能性が高いとみている。

 外交上の要因もある。9月末にワシントンで行われた米中首脳会談は、南シナ海問題をめぐる膠着(こうちゃく)状態を打開する糸口が見いだせず「失敗」に終わった。

 これに加え、11月にはマレーシアで、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国や米中などが参加する東アジアサミットが開かれることもあり、そこへ向け強い姿勢を打ち出す必要に迫られたとみられる。

<同盟国フィリピン> 米軍の「12カイリ作戦」を強く待望

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