初優勝を果たした東洋大のアンカー・上村和生(うえむら・かずき)=2015年11月1日、三重県伊勢市の伊勢神宮(共同)【拡大】
エース服部勇馬と弾馬の兄弟で2位に26秒差とし、たすきを受けた選手は粘った。4区桜岡や6区野村は青学大との競り合いで一歩も引かなかった。アンカーの上村は「山の神」と称せられる神野を突き放した。「上り(坂)ばかりではないので、絶対に負けない」と気迫の走りだった。
大学三大駅伝の一つである10月の出雲駅伝で青学大に優勝を許し、箱根王者の存在をより強く意識した。勝つためには服部兄弟に頼り切らず、戦力の底上げが不可欠だった。主将の服部勇は「僕ら2人だけでは勝てなかった」と、その成果を喜んだ。(SANKEI EXPRESS)