不登校の子供の中には、「みんなが行っている学校に行けない自分は駄目な人間」と自己否定に陥り、追い詰められてしまうことも少なくない。
この夏、2学期を控えた子供たちに向けたメッセージが相次いで発信された。不登校の当事者向けの専門紙を発行するNPO法人「全国不登校新聞社」は8月中旬、インターネット上で「学校に行くのがつらければ、まずは休んでください」と訴えた。
8月26日には、鎌倉市中央図書館(神奈川県鎌倉市)の職員がツイッターで、「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」と投稿。話題を呼んだ。
子供たちに対し、「生きていてほしい」というメッセージが大きく共感を呼んだ。ただ、「学校に行かなくなった後の支援など、逃げた先の選択肢が必要」と須永さんは指摘する。多様な生き方を受け入れられる社会になれば、生きづらさを感じる人も減るのではないだろうか。(油原聡子