サイトマップ RSS

【勿忘草】人生の選択肢 (1/2ページ)

2015.8.27 09:00

 いじめや不登校の問題を取材すると、「逃げ場がない」という思いが、当事者の子供を追い詰めて苦しめている、と思うことが何回もあった。

 「いじめに遭ったことで自分は駄目な人間なんだと自己否定してしまった。何度も死にたくなった」

 岩手県北上市出身の、佐藤綾さん(22)=仮名=は、都内の私立大4年生。中学生のときにいじめを経験した。

 佐藤さんは中学校で入部したバレー部で先輩からいじめられた。「調子に乗っている」「生意気」-。練習中に無視され、「キモい」と言われた。ストレスから、練習に行くと、頻繁に鼻血が出た。「学校では常に誰かの存在を気にしなければならず、息苦しかった」。中学1年の夏休み、部活の練習を休んだのをきっかけに、2学期からは学校にも行けなくなった。

 「みんなが当たり前に通っている学校に行けない自分は生きる価値がない」と悩んだ。2年で市内の別の中学に転校。母親は「環境を変えて頑張りたいならいいと思うよ」と理解してくれた。だが、いじめられていたことは転校先にも伝わり、また、いじめられた。学校にも行けなくなった。

「自分を理解してくれるところが学校以外にもあると気づき、楽になった」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ