9月2日に執り行われたチャールズ・ジョゼフ・グリニウィック警部補の葬儀。同僚警官は殉職した英雄を敬礼で見送ったが、その後の調べで地元どころか、全米をひっくり返す驚きの事実が次々と判明した=2015年、米イリノイ州フォックス・レイク(ロイター)【拡大】
米中西部シカゴ近郊の小さな村で、住民から「G・I・ジョー」のニックネームで親しまれていた警察官が、黒人を含む3人組のギャングに射殺された-。今年9月、地元メディアが伝えたニュースに、住民らは驚きと悲しみに包まれた。しかし、警察当局が詳細に調べると、公金横領、財務責任者の暗殺計画、さらに射殺は自殺を偽装するもの…と、次々と悪事が判明。ドラマや映画を地でいく結末に、全米は大騒ぎだが、村民は衝撃の大きさに言葉を失っている。
「3人組追跡中」連絡最後に
地元紙シカゴ・トリビューンや米CBSニュース(いずれも電子版)などによると、当初、射殺されたとされたのはチャールズ・ジョゼフ・グリニウィック警部補(52)。シカゴの北西約80キロにある人口約1万人のフォックスレーク村の警察署に勤務していた。勤続約30年のベテランで、1980~2007年には米陸軍などに在籍経験もあり、米兵士の人形にちなみ「G・I・ジョー」と、村民らから呼ばれていたという。