世界気象機関(WMO)は9日、主要な温室効果ガスとされる二酸化炭素(CO2)とメタン、一酸化二窒素の2014年の世界平均濃度が過去最高を更新したと発表した。
温室ガス濃度、最高を更新
温室効果ガスは地球温暖化の原因になるとされる。WMOのジャロー事務局長は声明で「(今後)気温が上昇し、熱波や洪水などの異常気象が増えていくだろう。われわれは恐ろしい速度で未知の領域に向かって進んでいる」と警告、早急な対策を国際社会に求めた。
WMOによると、14年のCO2の世界平均濃度は397.7ppm(1ppmは100万分の1)で、13年より1.9ppm増加。増加量は過去10年間の年平均をわずかに下回った。
メタンと一酸化二窒素の濃度はそれぞれ1833ppb(1ppb)は10億分の1)、327.1ppb。13年からの増加量はいずれも過去10年間の年平均より大きかった。