サイトマップ RSS

復活の翼「ふわっと浮いた」 MRJ初飛行成功「成長支える原動力」 (2/3ページ)

2015.11.12 00:00

県営名古屋空港を離陸し初飛行する「MRJ」。約1時間半のフライトを終え、無事着陸した=2015年11月11日午前、愛知県小牧市(代表撮影)

県営名古屋空港を離陸し初飛行する「MRJ」。約1時間半のフライトを終え、無事着陸した=2015年11月11日午前、愛知県小牧市(代表撮影)【拡大】

 「飛行機が飛びたいと言っているようにふわっと浮いた」

 機長を務めた自衛隊出身で三菱航空機チーフテストパイロットの安村佳之さん(58)は初飛行後の記者会見で、こう感想を語り、「ファンタスティック。今まで操縦した機体で、トップクラスの安定性だ」と性能に太鼓判を押した。三菱航空機の森本浩通社長も「成功、しかも大成功に近い」と満面の笑みを浮かべた。

 今後、日米で計2500時間に上る飛行試験を実施。国土交通省が安全性を認証する「型式証明」を取得し、17年4~6月にANAホールディングスに初納入する計画だ。これまでに国内外で計407機を受注しており、初飛行成功を受け大幅な上積みを目指す。

 ゼロから再挑戦

 MRJの開発は苦難の連続だった。計画は5度延期され、当初目標より4年以上遅れて初飛行にたどり着いた。

 戦前・戦中に「ゼロ戦」などの名機を生んだ日本の航空機産業は終戦後、研究開発が禁止され、7年の空白を経て1952年に再開が認められた。62年に初飛行したYS11は約180機を納入したが、巨額の赤字を抱えて73年に生産を終え撤退。三菱航空機の親会社である三菱重工業が2000年代前半にMRJの開発に着手するまで、今度は約40年もの空白が生じた。

世界販売へ政府支援

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ