22日投開票の大阪府知事と大阪市長のダブル選で、自民党本部の役員や閣僚が相次いで大阪入りしている。これまで大阪維新の会側に官邸とのつながりを見せつけられてきただけに、自民推薦候補の陣営は「これ以上ない追い風だ」と勢いづく。一方、“大阪純化路線”にかじを切った大阪維新は、自分たちこそが中央と対等に渡り合える政党だと強調。党の顔である代表の橋下徹(はしもと・とおる)市長(46)がフル回転で支持を呼びかけている。
「格好の良いことを言っているけど、中身は何なのか。全然分からない」
13日午後、大阪市都島区の京橋駅前で、自民の稲田朋美(いなだ・ともみ)政調会長(56)が大阪維新の掲げる大阪都構想を痛烈に批判した。この日は府南部の泉佐野市を皮切りに、計3カ所でマイクを握った稲田氏。隣に並んだ自民推薦の知事選候補、栗原貴子(くりはら・たかこ)氏(53)=無所属=と大阪市長選候補、柳本顕(やなぎもと・あきら)氏(41)=無所属=の2人も、それぞれ国とのパイプをアピールした。