当選を確実にし会見する左から松井一郎氏、吉村洋文氏=2015年11月22日午後、大阪市北区(山田哲司撮影)【拡大】
任期満了に伴う府知事と市長の大阪ダブル選は22日、投開票が行われた。市長選は「大阪維新の会」代表の橋下(はしもと)徹市長(46)に後継指名された元衆院議員の吉村洋文氏(40)=大阪維新公認=が、元市議の柳本顕(やなぎもと・あきら)氏(41)=無所属、自民党推薦=ら3人を破って初当選。知事選は現職で大阪維新幹事長の松井一郎氏(51)が、元府議の栗原貴子氏(53)=無所属、自民推薦=ら2人を破って再選を果たした。争点となった大阪維新の「大阪都構想」への再挑戦が受け入れられた格好だ。
大阪維新が完勝したことで、政界引退を表明している橋下氏の影響力は維持された。橋下氏らが結成した新党「おおさか維新の会」にとっても来夏の参院選に向けて弾みがつきそうだ。憲法改正などで安倍晋三政権との連携も加速する可能性がある。
大阪維新側は知名度の高い橋下氏が街頭演説で先頭に立ち、大阪維新政治の継承を訴えた。自民側は党幹部らが相次いで応援に駆けつけたが、及ばなかった。
投票率(午後4時現在)は知事選24.9%、市長選26.64%で、4年前のダブル選と比べ、それぞれ6.66ポイント、8.96ポイント低い。