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オウム菊地直子元信者 逆転無罪、釈放 都庁小包爆弾で東京高裁判決 (2/5ページ)

2015.11.28 07:00

東京高裁での逆転無罪判決を受け、釈放される菊地直子元オウム真理教信者(中央)=2015年11月27日午後5時12分、東京都葛飾区小菅の東京拘置所(共同)

東京高裁での逆転無罪判決を受け、釈放される菊地直子元オウム真理教信者(中央)=2015年11月27日午後5時12分、東京都葛飾区小菅の東京拘置所(共同)【拡大】

 さらに、菊地元信者が教団内で地位が低く、教団の意思決定に関われなかったことも挙げ「教団が殺人を含むテロを企てているとは想起できなかった」と判断した。

 大島裁判長は判決言い渡し後、「法律的には無罪だが、あなたが運んだ薬品が結果として重大な犯罪を起こした。自分の中で整理してほしい」と説諭した。

 判決などによると、95年3月の地下鉄サリン事件後、教団への強制捜査が始まり、幹部らは麻原彰晃(しょうこう、本名・松本智津夫)死刑囚(60)の逮捕を阻止しようとテロを計画。菊地元信者は95年4月、山梨県内の教団施設から都内のアジトまで爆薬原料の薬品を運んだ。翌月、元幹部らが爆弾を仕掛けた小包が都庁の知事秘書室で爆発し、開封した当時の都知事秘書、内海正彰さん(64)が指を失うなどの重傷を負った。

 被害者の内海さんは判決を受け、「菊地元信者は長年逃亡生活を続け、罪の意識を持っていたはずだ。無罪判決は残念だ」とするコメントを出した。

 菊地元信者は教団の陸上部に所属し、「広告塔」としてマラソン大会に出場したこともあった。事件後に特別手配されたが約17年間逃亡、2012年6月に逮捕された。

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