維新の党新執行部の(左から)石関貴史国対委員長、今井雅人幹事長、松野頼久代表、小野次郎政調会長、牧義夫総務会長=2015年12月6日午後、東京都内のホテル(共同)【拡大】
「路線転換」に批判も
松野氏が目指すのは、野党結集による「衆院で100人規模」の新党だ。「3桁なら自民1強に対抗できる」と踏む。ただ、党大会では「いばらの道だ」と、展望を不安視する声が相次いだ。
維新の党は、自民党でも民主党でもない「第三極」を看板に支持を集めてきた。執行部が批判対象だった民主党との合流を目指すのは、生き残りのためとはいえ「明らかな路線転換」(維新若手)というわけだ。
こうした「野合」批判に、松野氏は「今の民主党に入ることはあり得ない」と、民主党への吸収方式を否定。党名の「維新」は来年5月末までに返上する方向で大阪系と協議中だ。幹部の一人は「期限を決めて退路を断つことで民主党に決断を促す」と解説する。
難しい判断
だが、交渉相手である民主党の岡田克也代表は松野氏が再選された6日、両党を解散して新党を結成する可能性について「排除はしないが、決めるタイミングではない」と慎重姿勢を崩さなかった。政策や選挙区の調整も今後の課題で、数で劣る維新は苦しい。