来年11月の米大統領選に向けた共和党指名争いで首位を走る不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の“暴言”がメディアをにぎわせているが、米大統領や首相のような一国のかじ取りを担う指導者は、落選した候補者より寿命が約3年も短いという興味深い研究結果が14日、英医学誌に掲載され、話題を呼んでいる。
主要17カ国で追跡調査
理由は明確ではないが、激務によるストレスと考えられ、特に米大統領は世界の命運を左右する決断を迫られるだけに、そのプレッシャーが健康をむしばんでも不思議ではない。それだけに大統領“候補者”の健康面が気になるが、ことトランプ氏に関しては「史上最も健康な大統領になりうる」と医師が太鼓判を推す超健康体。体力面でも他をリードしているとの見方も出ている。
12月14日付の米CNNテレビ(電子版)やAP通信などによると、この研究結果は英医師会雑誌(BMJ)のオンライン版で14日、発表された。
研究チームは、1722~2015年に米国、英国、ドイツ、フランスなど主要17カ国で大統領や首相の経験者279人と、選挙で彼らに敗れた計261人のその後を調査。首脳経験者は、落選した候補者に比べて寿命が2.7年短く、早死にする確率も20%高かったことが判明した。