研究チームを率いた米ハーバード・メディカル・スクールのアヌパム・ジェナ准教授は、一国の運命を任されるという重圧から来るストレスと、健康的な生活が送れないという2つの要素が考えられると指摘。
さらに「首脳は正しい食生活や運動より国家に関わる問題を優先する」としたうえで、「ビル・クリントン元米大統領(69)はストレスでジャンクフードを食べ過ぎて、退任後、心臓のバイパス手術を受ける羽目になった」と語り、職責の重圧が寿命を縮めているとの考えを示した。
「目に見えて老け込む」
また、大したことがないように感じる2.7年という数字も「医学的には有意義(な結論)」と明言。正確な理由は不明としながらも、補強材料として、首脳経験者は「在任中、目に見えて老け込んでいる」などと主張した。
過去の調査では一般人と比較して、特に違いはないと結論付けていたが、「一般人はジミー・カーター元米大統領(91)が受けたようながん治療や、クリントン氏のような心臓バイパス手術は受けられない」ため、比較の対象としてふさわしくないと判断。今回、首脳経験者と落選候補者を比較すれば正確に調べられると考えた。