リバープレートの選手と競り合う青山敏弘=2015年12月16日、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居(鳥越瑞絵撮影)【拡大】
サッカーのクラブワールドカップ(W杯)第3日は16日、大阪市のヤンマースタジアム長居で2試合が行われ、開催国枠で出場したJ1王者の広島は準決勝で南米代表のリバープレート(アルゼンチン)に0-1で敗れ、日本勢初の決勝進出を逃した。広島は20日の3位決定戦に回る。5、6位決定戦はアメリカ(メキシコ)がマゼンベ(コンゴ)を2-1で下した。
南米の強豪リバープレートとの一戦に最も意欲をのぞかせていたのは、ピッチ上で広島を束ねる29歳の主将、青山だ。「勝負をするため、この大会に挑んでいる」。したたかな覚悟を持って試合に臨んだ。
2004年の高卒入団から、紫色のユニホーム一筋。長短織り交ぜた縦パスから好機を演出し、右足のミドルシュートも天下一品。昨夏のW杯ブラジル大会にも出場し、守備的MFとしてキャリアを積み上げてきた。
前回出場した12年のクラブW杯。オークランド(ニュージーランド)との1回戦で、鮮やかな無回転シュートの決勝ゴールを挙げた。だが、チームは5位止まり。それだけに、今回の準々決勝でマゼンベを破った際には、「これからが本当のスタートだと思っている」と高い理想を口にしていた。